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【送料無料】「スターマリン」PU水産マリンサロペット/STM-1704【2017 EXS 年間 カッパ】* カッパ マリンウェア サロペット 水産 *
既に当店で冬の長靴をお買い求めいただいているお客様には、既に何も説明することはないっと言っても過言ではないほど有名な、北海道生まれの究極の防寒長靴「スターマリン」。
もともと名前にもついている通り、 ※海で活躍される漁師さん用に開発された防寒長靴 でしたが、発売から10年目を迎え、今では海のみならず至る場所での工事現場や、建設現場、冬場の農家さんの作業靴として、そして一般家庭での除雪用長靴としても広く認知されるようになりました。
このスターマリン、何が凄いかというと、 ※他を圧倒する重さ(笑)と、重さに裏打ちされた圧倒的な防寒性 なんです。
でもこれは最初からそうだったわけではなくて、10年もの間歴史上のスターマリンをお金を出して仕事で履き、至らない点や改善ポイントをお客様の声をして収集し常に次のスターマリンに反映させてきたわけです。
それが、10年も経つと他を全く寄せ付けない「-15℃の環境下でも全く寒く感じない」という驚異的な防寒性を生み出すきっかけに繋がったんです。
今回、そんなスターマリンの企画チームが「また10年かけて最高の商品をまた作ろう」という命題の元取り組んだのが、 ※マリンウェア(漁師さん専用、海上モデル) だったんです。
え?何故長靴じゃないかって??もちろん長靴である「スターマリン」も今年はグレードアップして戻ってきますよ。
それとは別に、スターマリンでかつて取り組んだマインドとコンセプトを大事にして、新たにマリンウェアを作っちゃおうぜ!という企画なんです。
実際の漁師さんならお分かりになると思いますが、このマリンウェアが属する「漁師さん・フィッシャーマン用のウェア」って凄く小さいマーケットなんです。
なので、毎年新商品が出ているのにも関わらず、恐らく店頭に並ぶマリンウェアって、 ※ほぼ毎年、同じ品揃え(苦笑)→ヘタすりゃ減ってる。
ですよね、この現象って何故おきるのか?理由は簡単。
新商品も毎年出ているのは知っているが「なんせ他の作業着と比べて売れる数が少ない→マーケットが小さい」ということでお店側が取扱いを躊躇しているからです。
なので、実際にお金を出して買い物をするお客様には当然知られない。
→知られないっていうことは存在していないと同義ですから、結局メーカーさんも新商品の開発を諦めてしまう。
という悪循環になるわけです。
っていうことで、今回は漁師さんウェアを長く取り扱っている当店が長い時間をかけて蓄積したノウハウをメーカーさんにぶつけ、徹底的に今のマリンウェアとは異なる、新世代のマリンウェアの開発に取りかかりました。
そのためにはまず、今のマリンウェアでは何が問題なのか?それを徹底的に議論する必要がありました。
【今のマリンウェアの問題点!】 1.価格が高く感じる →これはメーカーさんを擁護するわけではありませんが、決して高く売っているわけではありません。
漁師さんだって巷のマリンウェアが高くて買わないわけではありません。
では何故高く感じるか?それは、 ※それなりのお金を出して買ったのに、すぐ壊れた(破れた・裂けた・変質した) からです。
確かに上下で10,000円以上も出して買ったのに2ヶ月で壊れては「高い買い物したな・・・」となるわけです。
でも10,000円を出して買ったその瞬間は決して「高い買い物をした」という認識ではないわけです。
これは、出したお金に対して成果が伴わない、つまりは、 ※コスパが悪い(期待はずれ) っていう事以外にありません。
2.何故壊れるのか? →この原因の8割は「素材」が原因。
現在主流のPVC(塩化ビニール)素材は、ぱっと見た目「ゴム」に見えますが、コンビニの袋や子供用のフィギア(ゴジラやウルトラマンなどのおもちゃ)と同じ素材ビニールで出来ているんです。
ビニールの特徴はゴムと比べて「軽い」「水に対してはゴムと同等」といった利点がありますが、「油(水以外の液体)に弱い」「寒さに弱い(硬化する)」「実は扱いが面倒」といった弱点もあります。
PVCのマリンウェアが壊れるのは「水以外の液体に弱い」っていうところと、「実は扱いが面倒」っていう弱点が表面化した事象です。
漁師さんが活躍する船の上では、「戦場さながら」の慌しさであり、一つの事を時間をかけてじっくり丁寧にこなすなんて至難の業です。
網を引きながら、機械も操作する漁は、船に打ち付ける「波」だけがマリンウェアの敵ではありません。
それは”最低限”必要な事であり、”最優先すべき”事ではありません。
でもPVCでは”最優先”なんです。
魚が網で傷つき「血液」や「体液」がマリンウェアに付きますし、網を引き上げている際やメンテナンスの時には機械のグリースや油だって飛んできます。
この「血液」「体液(魚脂)」「機械油」に対して、PVCは驚くほど弱いんです。
これらが付着したまま放置すると「雑菌が繁殖」したり「匂いがきつく」なったり、「加水分解」という、表面がガサガサになって粉を吹く現象が発生、これがマリンウェアの寿命を縮める原因なんです。
3.どうやって防ぐ? →残念ですが2の問題を解消する術は同じPVCの素材では見つかりませんでした。
しかし、PVCを圧倒する素材があることも分かりました。
それが(新)PUと言われる素材で「ポリウレタンの一種」です。
「ポリウレタンのカッパなんて既にお宅でも販売しているだろ?何を言ってるんだ!!」とお怒りのお客様、確かにポリウレタンのカッパは既に当店で開発済みです。
それなりの好評価も頂いており、あれはあれで完成型だと思っています。
ただし、あの素材は、 ※(旧)PU素材 なんです。
(旧)PUは「伸縮性」もあり「軽さもPVCと比べると段違い」なんですが、「耐久性が弱い」んです。
あれは海の戦場で戦う漁師さんにはとてもじゃありませんが自信を持ってお勧めできません。
そこで(新)PU素材の出番です。
正式名称は「ポリエーテルフォーム」。
実は「ポリウレタン」ではありません。
この(新)PUの素材を使用すると、「耐久性」と「水以外の液体の耐性」が大幅にアップし、また「扱い(メンテナンス)も容易になる」という実験結果も出ました。
この際、コストなんて無視ですよ。
だって今までにないマリンウェアが誕生するっていうのに、コストを考えると最強ではなくなってしまいます。
この新しいスターマリンマリンウェアはそうして誕生しました。
驚きなのは、 ※PVCだと最短で1ヶ月から2ヶ月で壊れてしまうマリンウェアが、このマリンウェアだと数値理論上、2倍は長持ちする!!(驚) という予測が立てられたことです。
4.その代わりに・・・犠牲も出ました。
→どうしても新しいモノを開発した際は今まで大切にしていた事が犠牲になってしまいます。
それは、 ※価格(高額帯になりました。
でも後悔はしていません。
) ※伸縮性がなくなりました。
です。
価格に関しては、「低価格の商品を購入し壊れては買い換える」というサイクルでご購入されているお客様もいらっしゃると思いますし、我々もそれが「間違っている」とは思っていません。
この部分はそれぞれの「価値観」の問題なので「2倍も持つなら、この価格でも買うさ」という納得されたお客様だけご購入頂けましたら幸いです。
伸縮性に関しては、・・・正直な話「マリンウェアに伸縮性って必要ですか?」と逆に漁師さんに聞いてみたいところです。
元々大作りなマリンウェアは伸縮性なんて無くても動きやすいんです。
漁師さんにとって一番マリンウェアに大切なことは「安全」であり「丈夫」である事だと確信しています。
たとえ伸縮性がなくなったとしても格段に破れにくく、壊れにくくなったマリンウェアは「安全」ですし、実験結果からも裏打ちされている通り「丈夫」であればそれ以外は必要ないんじゃないかと思っています。
これぞ、スターマリンの真骨頂。
「10年かけて進化する商品」の始まりです。
生地にお金(コスト)が掛かりすぎた(苦笑)ので、何か特別な仕様・スペックを付け足しているわけではありません。
現在、当店主力で販売しているマリンウェアと同じ機能が装備されています。
私が実際に着てみたところ、身長:178cm、体重:65kg、ウエスト:79cm、普段着るアウターのサイズ:Lサイズ、インナーのサイズ:Mサイズ、ボトムのサイズ:30in(79cm)、外資系ジーンズのサイズ:29inの私が上下で着てみたところ・・・ ※上着はLサイズ、パンツはMサイズでOK!!(インナーにTシャツ1枚、パンツにチノパン着用) でした。
なるほどマリンウェアなので最近の作業着みたく「ピタピタじゃない」のが逆に新鮮。
でもこれだけのゆとりがないと結局上手く仕事できないのも事実。
妙に納得しました。
漁師さんはもちろんの事、船で釣りに行かれるお客様、市場で魚脂や血液でデロデロになってしまう生鮮市場で働くお客様、ボートショップやヨットなどの「マリンスポーツ」で働く店員さんのユニフォームとして見た目がカッコイイので◎です。
寒くなっても硬化せず、血液や体液が付着しても拭き取りがラクチン、サッと拭いたあと陰干ししておけば翌日にはサラッとした着心地が元通りになっている「扱いやすい」生地っていうのも嬉しいですね。
新しいスターマリン、これを早速船上(戦場)で着て海で1点輝く星(スターマリン)になってください!!
- 商品価格:11,990円
- レビュー件数:1件
- レビュー平均:5